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ハート・オブ・ザ・コンゴス |
静寂の中、何気にじっくりと始まるフィッシャーマンが非常になんとも言えずの感じがこの作品の雰囲気をキチンと出している。そうその調子で一枚行くわけだ。ファルセットヴォイスがなんともいい味を出していて、ここでしか聞けないような感覚に襲われるのがなんともオカルト的でなんとも逆に楽しくなる作品だ。
このファーストアルバムはいきなりブラッド&ファイアから再発されたもの。すでにかなりの入手困難になっているようだ。この時は2人ヴォーカルの時代。のちに一人が加わり3人でとなっていく。これにバッキング・ヴォーカルも付というような感じでしっかりと歌を重視したかのような作品にもなっている。スライ・ダンパーが参加しているがロビーシェイクスピアはまだ一緒ではないような時代のようだ。いきなりのドラム音が結構強烈であるのはやはり・・・・と、いう感じもあるがとにかくは歌が結構力強いからそのぐらいのことができていないと・・・と、いった感じに聞こえる。さりげなく重ねられたヴォーカルがキチンときれいに作られているのでその魅力は倍増的なつくりになっている。その後も細かなパーカッシヴな音が見事なビートで彩られこの作品の魅力を大きくしている。すべての楽器が歌っているかのような録音が本当に特徴のあるサウンドを作り上げ、他とは明確に一線を引く作品が出来上がっている。とにかくは歌以外ではスライ・ダンパーをかしらにしているパーカッションの音が本当に見事。それだけを聞いていても本当に魅力的な作品として出来上がっている。コンゴスはこの作品も含め本当に入手困難状態。それなりにお買い得感があるときが買いなのかもしれない。本気でこの音の作りが面白い!スライ凄過ぎ。しかしCAN'T
COME INの音が面白すぎ。いまだに生き続けている音がここにもあるのだ。参りました! |
曲目 |
DISC1
1,Fisherman
2.Congoman
3.Open Up The Gate
4.Chirdren Crying
5.La La Bam-Bam
6.Can't Come In
7.Sodom And Gomorrow
8.The Wrong Thing
9.Ark Of The Govenant
10.Solid Foundation
11.At Of Feast
12.Nicodemus
DISC2
1.Congoman
2.Congoman Chant
3.Bring THe Mackback
4.Noah Sugar Pan
5.Solid Foundation
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